生まれ故郷でも30年も経てばよしまこのことを覚えてる人はそんなにいない。
覚えてる人も今顔を見たってわからない。
まさか写真を撮ってるなんて誰も思わないよね。
だから故郷と言ってももう知らない町のようなもの。
でも30年経っても変わっていて欲しくないな、と願っていたことがいくつかあった。
ひとつは、桜。
これはもう先日のエントリーで見てもらったとおり、見事なままだった。
ひとつはよく遊んだ川。
今の時代には考えられないだろうけど、この下の写真の川をバシャバシャと走って遊んでいた。
ドジョウ捕りもしたっけなあ。
相変わらずキレイなままで、防護柵もなかった。
この時代に子供だけで川遊びなんてことはないかもしれないけど、きっと事故もないから昔と変わらないままなんだろう。
写真はすべてFUJIFILM Finepix S100FS

ひとつは、変かもしれないけど、苦手なところも変わっていて欲しくなかった。
この写真の桜トンネルの先がよしまこの苦手なところだった。
それは「お墓」
ここから先は桜も少なくなって、雰囲気ががらりと変わる。
何で苦手かと言うと、そのお墓のそばで、猫が死んでいたから。
そのときも確か桜の季節だったと思う。
だから今でも桜の下に猫がいるとちょっと悲しい気分になる。
絵的には最高なんですけどね。
今でも苦手な雰囲気は変わっていなくてホッとした?かも(笑)
なのでこの先では写真は撮っていません。

そして最後に僕の育った家。
一軒家の貸家だった。
30年経っているから家の場所なんて覚えてないかな?
30年経っているからさすがにもうないかも?
と思いながらある角に来て、そこを曲がると家があると覚えていた。
角を曲がると家はまだあった!
誰も住んでいなくて貸家になっていた。
家の裏に建っていたアパートもあった。
この写真は、家の玄関を出たところ。
右を向くとすぐ川がある。
この角に、ロバをパカパカ引いたふかしパン売りのおじさんがよく来ていた。
ロバですよ、ロバ!すげー時代だったんだな(笑)

結局、ほとんど昔と変わらぬままだった。
それが良いのか悪いのかはわからないけど、素敵な町のままでいてくれた。
変わったのは、僕が大きくなった分、川も町も小さいなってしまったことくらいか(笑)
やっぱり変わらないままでいてくれたことは嬉しかった。